独女のスキルス胃がん日記♪

体の状況などをお伝えします。
あと日常の色々♪

お引っ越し

こんな体のくせに引っ越ししてました(笑)

身辺整理も兼ねてね、お金もないくせにね。


パソコンが使えないのでやりにくいスマホからです。


引っ越しって手続きの嵐。

まずは携帯電話の住所変更とついでに

プランの見直しをしてきた。


研修中と書かれた名札を付けた店員さんは、

しきりにパソコンをいじって何かを打ち込んでいるが、

一個一個が長い。とにかく長い。


やっと終わった。と思ったらセールスが始まりましたよ。

これやるとお得だのなんだの。

プラン見直してそれ入ったら意味ないじゃないの。

なのでいらないですと断った。

それでも次々にではこちらはと勧めてくる。

マニュアル通りなんでしょうが、

家で使ってる電気まで勧められるとは思わなかった。

自由化だけど東京電力でいいよ。


そしてかれこれ50分。

次の手続きが…もう帰して( ´△`)


では最後にとアンケートの説明が始まり、

「手が空いてたらでいいので、アンケートのメールが送られて来たら、接客の所、大満足の所選んで下さい」とな。

マジですか?!大丈夫?

研修くんあんたスゲーな!と思いつつ、

はいはいわかりましたと去りました。


その日の夕方、アンケートメールが来ましたよ。

なぜか開けない。1回で諦めた。

仕方ないよね、手空いてないもん(*´-`)

そして化学療法始めました

抗がん剤の飲み薬はTS-1という薬。これを21日間毎日飲む。
そして飲み始めて8日間目にシスプラチンという点滴を3日間するという流れ。


あ、シスプラチンの点滴は実質2時間くらい。シスプラチンの腎臓への影響を軽くするために利尿剤やら生理食塩水とか大量に投与される。それが3日間くらい。
もうひたすらトイレ。
そして気になる副作用だが吐き気、嘔吐、食欲不振、貧血、下痢、口内炎、手足顔、爪などの黒ずみ、発疹、脱毛などなどらしい。うへぇ(´Д`)


抗がん剤については毒だとか色々言われてますもんね。
私も副作用みて毒だと思いました。でもやりますよ。


初日、看護師がTS-1の薬を持ってきたのだが、なんと手袋してる!
薬は包装されてるのに?毒の文字がチラチラよぎる
・・・きっと抗がん剤の取り扱いは、なんかきまりがあるんでしょう。


そしてその毒・・・いやいや薬を気合いを入れて飲んだが、副作用は来ない。
ん?そうなの?と結局そのまま8日目のシスプラチン点滴を迎える。スマホで調べたらこちらのシスプラチンの副作用の方がきついらしい。自分はどうなんだろうか?と少しドキドキワクワクして投与される。こちらも厳重な毒扱い(笑)


いつも点滴は看護師がやってくれるのに、この抗がん剤の点滴の場合なんと医師登場!
特別なのね。そしてこの医師の注射すげー早い。私の細い血管も一発でした。
看護師さんの方が数こなしてて上手そうなのにって素人考えでした。


今私の中で勝手に医師と看護師はどっちがすごいか(仕事の内容ね)って戦いをしてるので、これは医者、ポイントアップだよ。でもまだ看護師がリードかな(笑)


シスプラチンってプラチナを含んだ薬らしい。そんなもん体に入れんの?って感じだが、
それで命が延びるならやるしかないね。
高級プラチナよ、頑張って癌を消してくれたまえ。


その翌日、体に特に変化なし。次の日もなし。ごはんも食べられる。
しいて言うなら少しダルイ?かなぁくらい。
先生曰く、副作用は出ない人はほんとに出ないらしい。
そらよかった。てことで退院した。


しかし退院してからなんと副作用が出てきた。少し食欲がなくなった。
でも痩せたくないから食べた。それから指先がなんか黒くなった。
肌も荒れた。しかも顔。あと軽く便秘になった。ハゲはしないけど毛は前より抜ける。
まあ仕方ない。でもこれは軽い方なのかも。


そして今現在ですが、休養期間が終わり、今日から再びTSー1の薬を飲み始めました。
副作用はまだ来てません。月末にまた入院してシスプラチンを点滴しますよ。
お金かかるなぁ。(ノ_-;)ハア…

抗がん剤やるときにもらったノート。

化学療法をやりましょう

リカバリールームの話の続きになってしまうのですが、
徹夜した私はその後主治医の先生から話を聞き、
先生「今後のことですが、化学療法をやりましょう。腫瘍内科の先生とお話ししてもらって、抗がん剤の詳しい説明など聞いてください。そしてそれからは消化器外科から腫瘍内科になりますので。」とのこと。でた機械的な感じ。


待ってよ先生。なぜ必ず抗がん剤をやるっていう方向に進んでるの?と思ったので
「抗がん剤をやらない選択肢はありますか?」と聞いてみた。そしたら、もちろんやるかやらないかは○○さんが決めることです。でもやった方がいいと思う。とのこと。ちょっと雑に書いてしまいましたが、とりあえずこの外科の先生より、腫瘍内科の先生の説明を聞いてから考えようってことにした。


先生の説明の日にも付き添いが必要らしい。親御さんを呼んでくださいと言われたが、
私1人で大丈夫なのですが駄目ですか?と聞いてみた。
悩んでたけど承諾してくれた。親遠いからさ。


そして腫瘍内科で、新しい主治医の先生に挨拶をし、話を聞いた。先生若い。
そしてイケメン(笑)
現在の私の状況、抗がん剤による副作用の数々。メリットデメリット。
色々詳しく聞けました。
けど話を聞き終わっても私は別に抗がん剤治療やりたくなかった。
副作用多すぎだしただの延命だし。
でも親のためにやった方がいいのかなとか考える。


ここで一番聞きたかった余命を聞いてみた。ざっくりでいいのでと。
すると先生「ざっくりですが、あと3か月くらい・・・」と。
え、早い・・・。3か月はちょっと早い。思ってたより少なかった。先生によると抗がん剤が効けばもう少し延びますと。私的にせめてあと半年くらいは生きたいかなと思ってたので、父のためにも、治療するかなって抗がん剤やることにした。先生イケメンだしね(笑)


それから私は外科病棟にいながら一人腫瘍内科とベッドに貼られ、腕にも腫瘍内科のリストバンドが付き、重い抗がん剤やらの話が会話筒抜け部屋でされることになった。
これが嫌なんです。
薬剤師なんて「手術したけど癌が広がってて手術出来なかったんですよね?」と言う。これ普通なんですかね。普通の人は全然平気なんでしょうか?私こっちのメンタルは弱いんで。この筒抜け部屋で言わないで欲しいんですけどって思ってしまう。
無駄にデリケート。


なにが嫌って、私の病状を知ったあとのおばさま達の反応。
もうね、今までのように普通に気軽に話してくれないんですよ・・・。
例えばおばちゃんがイス取るのに苦戦してたから手伝うと「ああいいですよ、大丈夫です」と明らかに気遣ってる。しかも敬語って!
腫れ物扱い。こういうのが嫌なので同じ病気の病棟に行きたかったんですよ。
こういうことはほんと無駄に気にするんです。


しかしなんと翌日、「明後日腫瘍内科の病棟に移ってもらいます。」ですって!
神降臨!!めちゃくちゃ喜んだ。ほんとにほんとに嬉しかった。ヽ( ´¬`)ノ ワ~イ !
もうルンルン♪で高いハーゲンダッツ買いに行ったくらい。



しかしさらになんとその翌日、
「急患が入ったのでベッドが埋まってしまいました。やっぱりここで治療しましょう」


ガ━━(゚Д゚;)━━ン!


え・・・うそでしょ?一個も空いてないの?男の部屋でもいいですよ?ほんとにないの?


・・・ないんですって。もう一気にどんどんどん底ですよ。( ´△`)アァ-


てゆーか腫瘍内科の病棟ってそんなにいっぱいなの?
そもそも腫瘍内科の病棟ってなんだ?
私の中では癌の人たちが抗がん剤やってるイメージしかないのだが、
そんなにみんな癌なの?
それとも普通の内科の患者さんもいるのだろうか?
内科の患者ってなんだ?
肺炎とか?ああバカだから全然わからない!


と色々悶々と考えたがすっぱり諦めることにした。
こういう経験が私のメンタルを強くしていくのさ!
と自分に言い聞かせて(笑)