独女のスキルス胃がん日記♪

体の状況などをお伝えします。
あと日常の色々♪

鹿の糞のようなもの

この間ちょっと死にかけました。


すみません今回ちょっとグロいですので読まない方がいいかもしれません(笑)
いやでもほんとやばかったです。


副作用が少ないと態度もでかくなっていたわたくし。
シスプラチンの点滴をするとどうやら私は便秘になるようです。
食べた分の量が全然出てないのも分かってました。
入院中、便を柔らかくする薬も飲んでましたが、出るのは鹿の糞のようなものが少々。


元々便秘ではない、むしろ快便なのでそのうち出るだろうと放置。


しかしそれは突然やってきました。
夜中、突然の腹痛。激痛ですね。目が覚めるほどの激痛。
やばいやばいってトイレへ駆け込んだ瞬間大量の汗。もう全身から汗。
同時にめまいと貧血。もう座ってなんていられない。フラフラ。倒れたい!
けどとりあえず出さないと(笑)
でも出ない。また鹿のようなもの。痛すぎて力む力もない。
ダメだこりゃってもうトイレの外で横になって動けない。冷や汗が半端ない。
そして出てないから腹は激痛のまま。悶絶。


これ死ぬんじゃね?って本気思ったけどいや待てよ、死ぬとしたら死因はなんだ?
便詰まり?え、やだ。癌関係なく便詰まりって・・・。嫌すぎでしょ。


しばらくするとまた便意が。でも立てない。どうせ力めない。もう垂れ流してしまうか?
ここで垂れ流したらを想像してみる。だめだ誰も得しない。
むしろあきらかなマイナス。マイナスしかない!


死ぬ気で立ち上がり(大げさ)出してみたらなんと出た。鹿ではないのが。
そして力尽きてまた外で横になり朝を迎えた。


これは何なんでしょうか?便秘の人はこんななの?
私は今まで便秘になったことがないのでわからなかったのですが、
ひどい便秘の人ってこんななの?腸閉塞の話したばかりだけど、
腸閉塞もこんななの?これはやばい。辛すぎ。


そして翌日、なんとか動けるようになった。
でもダルイのと貧血、食欲不振まで出てきた。
もう何なの?ってイライラしたら生理が来た。生理来るのかYo


でもなるほどね、あれは生理含めた痛みだったんだ。
しかもここ何十年か振りの最大級の生理痛。
しかしいつもの生理と違うのは、血が水で薄めたかのような血。
なんて中途半端。だったら来なくていいのに。


てゆーか抗がん剤やる前に先生に生理は止まる可能性あり、
そのまま閉経の可能性もあります。なので妊娠も出来なくなるかもしれません。
と言われて元々生理痛がひどい私はむしろ「全然大丈夫です」と
ちょっと喜んでたのにー!


まあ仕方ないよね 。
すべてはこの言葉。
ちなみに私は諦めてるんでなく、受け入れてるんです。(あれ同じ?違うよね?)
今も食欲不振ですが、薬を飲むためになんとか食べてます。


次シスプラチンをやる際は、やる前から便秘対策をしたいと思います(´~`)


腸閉塞のおじさん

入院中、よく廊下で会うおじさんと話すことになった。
そのおじさんは点滴とその下に何やら機械を付けていて、重病な空気がした。


聞いてみると腸閉塞。
私の中の腸閉塞は痛い、詰まる、下手したら死ぬくらいしか情報がない。
なので色々話してみた。


まずおじさんはこれで入院3回目なのだそう。
そんなに詰まるものなの?と思ったが、詰まってしまうみたいだ。
ちょっと重要な所は聞き逃してしまったが、手術はもう出来ないらしい。


おじさんはもちろん食べ物にも気を使っていて、毎日消化のいいものを
一口なんと40回噛んで食べるのだ。
わかめなどは腸に張り付くみたいなので、細かく刻むか、食べないんですって。
そこまで気を使っているのに今回また入院ですよ。ちょっと衝撃でした。
天ぷらとか食べたくなるだろうに。おじさんだから。


おじさんごめん、私腸閉塞なめてました。
そんなに大変な病気だとは思ってなかったです。
もちろん腸閉塞が全部このおじさんのようではないでしょうが、
こうゆう方もいるんだなって勉強になった。
おじさんの腸、治るといいな~



好きなものが食べられるって本当にありがたいこと。
私は退院時の帰り、ハンバーグにチーズと玉子が乗ってるやつがっつり食べました(笑)
病院食おいしいけど、やっぱり油分、塩分少ないんだよね。
天ぷらも食べたくなってきた!
食欲不振の副作用が来ないうちに食べよう!(って来ないんだけどね)


今来てる副作用は眠いのと顔の肌荒れと・・・。あれ、そんぐらい(笑)
あ、あと便秘気味。これって副作用なのか?レベルですね。
あと髪の毛が茶色になる。はいはいどうでもいいね。


退院しました

やっと家のPCを使える!!
やりやすい。しかし眠い!
目がしょぼしょぼする副作用が出てる。たいしたことないね(笑)
そして前回のブログの写真あんなでかくなるんだね(笑)



そう入院中の話ですが、腫瘍内科の患者さんには外科病棟のような勢いがない
と書きましたが、理由がわかりました。


たまたまかもしれませんが、私の病室には60代以上がいなかった。
60代にはそりゃ勝てないよ。怖いもんなしというか、元気なんだよね。
おばちゃんたち。
いや、もはやおばさんなのかおじさんなのかわからない人もいるし(笑)


私の病室はみんな40~50代かな。おとなしい。寝息すら聞こえない。
生きてる?と心配。その人達は看護師ともひそひそ声で話す。


でもどうやらやはりがん患者が多いらしい。抗がん剤の人いっぱいいた。
多分半数以上ががん患者で、その他の人の病気はよくわからなかった(笑)


そう、ここの患者さんはやっぱり重いのだ。そりゃがん治療なんて辛いもんね。
今後のこと、家族のことなど考え、塞ぎ込むんでしょうかね(他人事)
私の斜め前のベッドの人、副作用辛そうでした。寝たっきり。食べられない。


でもそんな雰囲気だったけど私は同じ病の人と過ごせて良かったです。
私のお隣のベッドの人、ずーっと何か苦しそう。寝たきりで食事、水分なし。点滴のみ。
一時間おきくらいに痛み止めしてもらってる。大丈夫だろうか?
看護師さんが、辛くても少し体動かしたりしないと。
寝たきりだと肺が押されて、水が溜まっちゃうよ。
そうなったら呼吸苦しくなるから・・・。と言っても起きない。
検査行くときとか車椅子乗ってたから起きられないことはないと思うんだが。


そして案の定片方の肺に水が溜まってきちゃったらしく、苦しんでた。
ええぇ~ですよ。防げたのに~
てゆーか防げるのに肺に水とか嫌なので、私だったら痛くても辛くても絶対動く。


しかしそのとき「はっ!」と思った。もしかしてこの人末期がんなのかな?
そうだとしたら私もあと一年以内くらいにこうなるのか?と考えてみたり。
とても参考にさせてもらいました。って不謹慎ですかね。(-人-)スミマセン


私が退院する前日に60代後半と見られるご婦人が入院してまいりましたよ。
やはりさすがですよ。お構いなし感。おもしろいくらい(笑)
そして私は患者さんが医者にお金を渡すのを初めて見ました(見てはないけど)


若い先生が「初めまして、チームで診させていただきます。」て挨拶。
おばちゃん次々質問攻め。薬のことや手術のこと。先生忙しそうで携帯も鳴る。
先生が立ち去りたい感じな時におばちゃん、「先生ちょっと待って・・・(ごそごそ)
これ使ってください」と。先生「あ、ありがとうございます。使わせていただきます」
受け取りはえー。てゆーか見てないけどこれ絶対金ですよね?
渡す人は渡すんですね。いまだに。とても勉強になりました。
まあもちろん私は渡さないけどね。<(´-`)>





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